記念撮影コラム Anniversary Photo Column

七五三はいつ?満年齢?数え年?お祝いと写真撮影のおすすめ時期

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七五三(753)といえば子供の記念行事として誰でも知っているお祝いですが、その由来や時期、いつが記念撮影のタイミングなのかをもともと知っていたという方は意外といないのではないでしょうか。また、お参りや記念撮影の時期のほかにも男女の違いやパパママの服装で悩む方も多いようです。
そこで、こども写真館プレシュスタジオで聞かれることの多い七五三の基礎知識とポイントについて、撮影コーディネーターとカメラマンがまとめました。

この記念撮影コラムの目次

そもそも七五三はなぜ祝うの?行事の由来は?

七五三の記念撮影

七五三とは、毎年11月15日を中心に住んでいる土地の氏神様に子供の健やかな成長をお祈りをする行事です。その由来や起源は意外と知られていません。七五三の起源は1336年~1573年の室町時代といわれており、1603年~1868年の江戸時代の武家社会を中心に関東から全国へ広まったものとされています。

現代ほど医療の発達していない時代では「七歳までは神の子」といった言葉があるほどに、子どもの死亡率が高かったこともあって、宮中や公家では、今まで無事に成長したことへの感謝と、これからの幸せと長寿を願うお祝いとして七五三が普及しました。明治時代には、現在の七五三の形になったと言われています。

はじめての七五三(753)3歳パーフェクトガイド

七五三の年齢と意味合いは古来の記念行事から

七五三のお祝いをする年齢は男女で異なり、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳にお祝いします。それぞれの年により違った意味を持ちます。3歳・5歳・7歳の七五三の由来となった記念行事と意味合いは、以下のようになっています。

3歳(髪置の儀かみおきのぎ

かつては男女ともに生まれて7日目に産毛を剃り、髪を伸ばし始めるのは3歳からでした。髪を伸ばし始める際に「髪置」の儀式が行われました。

5歳(袴着の儀はかまぎのぎ

男女ともに5歳から7歳になると、初めて袴をつける「袴着」または「着袴」という儀式が行われました。

7歳(帯解の儀おびときのぎ・紐落としの儀)

紐で着付けていた子どもの着物の紐をとって帯を結ぶ儀式が始まりました。男の子、女の子ともに9歳で行われていましたが、江戸時代末期からは男の子は5歳、女の子は7歳となりました。

いくつ知ってる?七五三お祝い用語辞典 読み方付き七五三の由来や着物解説

七五三はいつお祝いするもの?数え年の年齢?満年齢?

洋装で七五三の記念写真撮影

七五三のお祝いはいつするものでしょう?はじめての七五三だと、数え年か満年齢か悩みますよね。数え年は生まれた年(0歳の時)を1歳と数え、以降1月1日を迎えるごとに年をとる考え方です。昔は数え年でお祝いしていたようですが、地域やご家庭によってそれぞれのようです。

満年齢と数え年の違いについて、詳しくは以下のコラムでも解説していますので参考にしてみてください。

満何歳とは?七五三や記念行事で知っておきたい満年齢と数え年の違い

また近年では、女の子の七五三は満3歳と満7歳、男の子の七五三は満3歳、満5歳と、満年齢でお祝いするのが一般的になっているようです。(関西の方では3歳男の子も七五三をするのが一般的で、現在では日本全国でも広まってきています。)

男の子の七五三(753) 3歳もお祝いする?おすすめの着物は?

うちの子はいつ?七五三の年齢早見表

数え年と満年齢どちらも選べる七五三は、お祝いをする年齢にも幅があります。2024年~2026年に七五三を迎えるお子さんの年齢早見表を用意したので、生まれ年から参考にしてみてください。

西暦(和暦)性別生まれ年と年齢
2024年
(令和6年)
女の子6歳~満7歳(2017年~2018年生まれ)
2歳~満3歳(2021年~2022年生まれ)
2024年
(令和6年)
男の子4歳~満5歳(2019年~2020年生まれ)
2歳~満3歳(2021年~2022年生まれ)
2025年
(令和7年)
女の子6歳~満7歳(2018年~2019年生まれ)
2歳~満3歳(2022年~2023年生まれ)
2025年
(令和7年)
男の子4歳~満5歳(2020年~2021年生まれ)
2歳~満3歳(2022年~2023年生まれ)
2026年
(令和8年)
女の子6歳~満7歳(2019年~2020年生まれ)
2歳~満3歳(2023年~2024年生まれ)
2026年
(令和8年)
男の子4歳~満5歳(2021年~2022年生まれ)
2歳~満3歳(2023年~2024年生まれ)

3歳の満年齢と2歳の数え年での七五三の違い

特に数え年か満年齢かで悩むことが多いのが、はじめての七五三です。
数え年の2歳ですと、まだ赤ちゃんらしさが残ったままの可愛らしい着物姿を見ることができます。同年齢のお友達や他のご兄弟と合わせて七五三をする方もいらっしゃいます。七五三のお祝いの仕方は、本当に人それぞれです。

しかし、小さいお子様ですと、普段着慣れない着物でぐずってしまったり、テンションが上がってしまって体力を消耗してしまいます。お子様にとっては負担が大きいかもしれません。お子様のご機嫌や体力にもよりますが、ゆっくりお参りをされたい方や、早生まれのお子様は満年齢での七五三をオススメします。

数え年七五三の年齢満年齢
2歳独特のあどけない可愛さが写真に残せる

メリット

2歳より落ち着いて七五三写真が撮れる
イヤイヤ期で着物を嫌がることも

注意点

特になし
撮影日時点でもうすぐ3歳のお子さん

おすすめ

早生まれのお子さん

早生まれの子供の七五三はいつ祝う?数え年と満年齢それぞれのベストなタイミングを解説

七五三は何月にお参りするべき?神社参拝の時期は?

鶴岡八幡宮に七五三参り

9月~11月は七五三参りのピークシーズン

それでは、お参りの時期はいつ頃が良いのでしょう?神社やお寺の年中行事では、11月15日を七五三の日と決められているそうです。この日にお参りに行かれる方も多いかと思いますが、神社は大変混み合います。
2020年以降は特に、安全面から11月の七五三シーズンを分散した参拝を推奨する声が各地の神社から呼びかけられています。体調面で無理のない日程はもちろん、ピークシーズンを避けたお参りを心がけると安心ですね。

神社によっては秋以外の七五三参りも可能

例年でも、地域によって9月は台風が多かったり、11月後半〜12月は雪の心配があるため、10月上旬〜11月下旬までに参拝される方が多いようです。ご家族のお休みや、お日柄をみて時期を少しずらされる方が待ち時間なども少なく、ゆっくり参拝できるかと思います。ぜひ、ご家族のご予定を合わせて検討してください。

そもそも七五三のお参り・ご祈祷の受付は、9月~11月以外の時期でも可能な神社仏閣が多いです。お参り先の神社公式サイトに詳しく受付期間や事前予約の有無が記載されているので、9月~11月に行くのが正しいとは思い込まずに柔軟にスケジュールを決めてみてください。

赤口に七五三は避けるべき?七五三詣り・記念行事の日取りが気になる方へ

七五三の写真撮影はいつまでに撮る?お得な前撮りはいつから?

和装で七五三記念写真

七五三の写真撮影は現在では9月~11月に限らず、比較的いつでも希望の方が多くいらっしゃいます。4月からの前撮り撮影について、月別にご紹介しましょう。

4月~6月の七五三前撮りはおすすめ時期

4月5月はまだスタジオの予約にも余裕があり、ゆったりと撮影することができます。また、夏前なのでお子様が日焼けした状態で写真が残ってしまうという心配もありません。
ですが、七五三のお参り時期の11月より半年早いため、特に3歳のお子様は幼い雰囲気が強く残ってしまうことがあります。
6月もまだスタジオは落ち着いて撮影することができる時期です。日焼けもまだ心配ありませんが、梅雨のため移動中雨に濡れてしまったり、髪がうまくまとまらないと嘆くお母様もよくいらっしゃいます。

雨の日の七五三はどうする?着物のおすすめ雨天対策&スタジオ写真撮影

7月~8月の七五三前撮りは汗や日焼けに注意

7月、8月はお子様が夏休みのため、平日によりお得な価格で撮影することができます。梅雨が明けて外遊びやプールが楽しく、気がついたらお子様が真っ黒に日焼けしているということもあり、日焼けに注意が必要です。また、お子様は汗をかきやすいのでスタジオに来た時には汗で髪が濡れてしまっている、ということもあります。

七五三の前撮りはいつがおすすめ?9月~11月より早撮りがお得な時期とポイント

9月~10月の七五三前撮りは予約が混む時期

9月、10月は気候も良く、七五三のお参りに近い時期に撮影することができますが、予約が多く入っていて希望の日程で撮影することができないという場合もあるので早めのご予約がオススメです。
七五三のピークシーズンに予約を取るおすすめの方法や、失敗しないチェックポイントについては下記のコラムで詳しく紹介しています。

七五三の写真撮影で差がつく!お得な写真館の選び方

11月以降の七五三後撮りは予約が取りやすい穴場

11月を過ぎても、七五三のお参りをせずに写真撮影の後撮りだけ行う、という方もいらっしゃいますので、ご都合に合わせてお早めにご予約されると安心です。フォトスタジオによっては後撮りシーズンはスタジオ内のみ着物レンタルが利用できて外出用のレンタルは終了している場合もあるので、念入りに比較検討しておきましょう。

七五三後撮りはいつまで?前撮りより安い?違いとメリットを解説

七五三はどこの神社に行くべき?予約が必要?

神社で七五三出張撮影

次に、七五三のお参り当日はどこの神社へ参拝へ行くのか、ご祈祷の予約はどうしたらよいのかについてお話しします。
本来、七五三とは、住んでいる土地の氏神様にお子様の健やかな成長をお祈りをするものです。しかし最近では、崇敬している神社や家から離れた大きな神社に参拝する人も多くなっています。

着物で七五三参りをするならアクセスの良い神社がおすすめ

伝統行事ではありますがお子様の成長を祝う行事ですので、ご家族皆様が行きやすい神社を選ばれても良いかと思います。駐車場があるか、砂利道が少ないかなど気になる点で探してみてもいいかもしれません。慣れない着物を着て、秋冬の涼しい時期での外出となりますので、お子様の体力にも配慮しましょう。

神社によって七五三のご祈祷が事前予約か当日受付か異なる

また、七五三のご祈祷は予約が必要な神社も多くあります。大安や土日、人気の神社等は予約が埋まってしまうこともありますので早めに問い合わせしましょう。その際は、同時にご祈祷料(初穂料・玉串料)、駐車場の有無を確認したほうが安心です。

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七五三はいつ祝う?お祝いと撮影時期のタイミングまとめ

モダンな着物で七五三の写真撮影

七五三はいつ祝う行事?数え年で祝う?

七五三は毎年11月15日を当日として、3歳・5歳・7歳の子供の成長を祝う伝統的な記念行事です。昔は数え年でお祝いしていましたが、現在では満年齢でお祝いする方も多くなっています。家族で神社に参拝して成長を祈願したり、写真館での記念撮影、お祝いの食事会を催すなどが一般的です。

七五三は何歳で祝う?男の子は5歳のみ?

七五三をお祝いする年齢は、現在も地域によって異なりますが多くの場合は3歳の女の子・3歳の男の子・5歳の男の子・7歳の女の子がお祝いをします。3歳の男の子は以前はあまり七五三祝いをしませんでしたが、近年男の子も2回七五三をお祝いするご家庭が多くなってきました。着物にも違いがあり、成長の記録が七五三の記念写真に残るため思い出深いイベントです。

神社に七五三参りをするのは11月15日のほうがいい?

多くの神社では、11月15日以外の時期にも七五三の祈祷を受付しています。9月~11月の七五三シーズンの神社は混み合うため、混雑や厳しい寒さを避けて早めの時期にお参りをするご家族も多いですし、神社には行かなくて良いと思っていたけどやはり記念を残したいと考えるご家族も多いことから12月以降にお参りをするケースも見られます。2020年以降は特に健康面への配慮から、時期を分散してのお参りを勧める神社が増えています。

写真館で七五三記念写真を撮るならいつがお得?

神社と同様に、9月~11月の七五三シーズンはフォトスタジオも予約が混み合い、特に土日祝日などの家族の予定が合わせやすい日程はキャンセル待ちとなることも多いです。そのため、春夏の前撮りシーズンは予約も撮りやすく料金もお得です。12月以降の後撮りも、七五三のピーク料金よりも安くなるためシーズンに家族の予定が合わない場合はおすすめです。

冬でも七五三の着物はレンタルできる?

プレシュスタジオでは、写真スタジオ内の撮影用の衣装レンタルはシーズンオフでもご利用可能です。ただし、神社やお食事会などへの外出用着物レンタルは期間限定となりますのでご了承ください。あらかじめご用意いただいたレンタル着物・レンタルドレスなどのお持ち込みは持込料無料です。

七五三の記念に

傘を持って愛らしく 和室で七五三 プレシュスタジオ撮影

こども写真館プレシュスタジオ貸切型写真撮影

  • 完全予約制のプライベート写真館
  • 無料着物・衣装レンタルあり
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  • ご兄弟・姉妹・家族写真も撮影可
  • 完全予約制のため、事前撮影予約をお願いいたします
  • カメラ・衣装・小道具のお持ち込みは無料です
  • 撮影時間約2時間・撮影データ70枚付き(一部プラン除く)

スタジオ撮影スケジュール確認・予約

七五三の記念撮影はプレシュスタジオへ

こども写真館プレシュスタジオでは、男女とも七五三の記念を形に残す記念撮影を行っています。一軒家貸切型のハウススタジオにて、スタッフ一同、皆様のお越しをお待ちしております。着物や袴など、撮影衣装のレンタルも実施しています。

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