七五三の千歳飴の意味や由来は？余りで作るアレンジレシピも紹介！

知ってるようで意外と知らない七五三の祝い方について、一軒家貸切型こども写真館プレシュスタジオでは解説してきました。時期やお参りの作法、衣装、ヘアスタイルなどをご紹介してきましたが今回は七五三の風物詩、千歳飴（ちとせあめ）についての解説です。

千歳飴(ちとせあめ)の由来・歴史は？なぜ七五三に神社で飴をもらうの？

七五三の歴史は成長のお祝いと長寿の祈願から

七五三は江戸時代、将軍の徳川綱吉が息子の健康を願って、11月15日に盛大に祈願した事が始まりという説があります。当時は乳幼児の死亡率が高かったため、七五三には無事に3歳･5歳･7歳を迎えられた事に感謝と更なる長寿を願う意味が込められています。

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現在では七五三は3歳の男の子・女の子、5歳の男の子、7歳の女の子が主にお祝いします。七五三当日のお参りでは、一般的には神社にお詣りして初穂料を納め、御祈祷を受けて子供は千歳飴を貰うのが定番となっています。

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細く長く、粘り強く成長してほしい思いを込めた千歳飴

千歳飴は御祈祷の記念品としての位置付けとなっていますが、単に子供が喜ぶから渡すというものではありません。

千歳飴の千歳（ちとせ）という言葉は、｢千年｣を表しています。長い千歳飴のように細く長く、粘り強く成長して欲しいという親の思いが込められ、七五三のお祝いの縁起物となったのです。

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七五三祝いの縁起物、千歳飴誕生の２つの起源

千歳飴の誕生には2つの説があります。１つめは、江戸･浅草にて飴売りをしていた七兵衛が売り歩いていた｢千円飴｣、もう１つは大阪で平野甚九朗が製造販売していた｢千歳飴｣です。

千円飴は千という言葉が長寿をイメージさせるとして話題になり、千歳飴もこの飴を食べれば千歳まで生きられると人気を呼びました。
いずれの説にしても、千歳飴には長生きや健康といった長寿を願う気持ちがこもっており、また作る時に引っ張って伸ばす飴の製法も縁起が良いと言われています。

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千歳飴ってどう作るの？意外と知らない長さのルール

昔ながらの千歳飴の製法は、水飴と砂糖を鍋の中で煮詰め、平たく伸ばして冷却、半分固まったところで製白機に入れて引き伸ばしていきます。
煮詰めている時は透明の飴も製白機で空気を入れながら伸ばしていくと白っぽくなっていき、独特な食感へと変化していきます。

動画では、京都の飴メーカー岩井製菓での千歳飴製造工程が紹介されています。

細く棒のようになった飴は適度な長さにカットされるのですが、長さは最長1メートルまで、太さは15ミリまでと制限が設けられています。そして出来上がった千歳飴は鶴や亀、松竹梅など縁起の良い絵柄の袋に入れて子供達に手渡されるのです。

美味しくて柔らかい！味も進化する千歳飴

千歳飴は食べにくい？食べさせかたの工夫

昔ながらの千歳飴と言えば、硬くて食べにくいというイメージを持つ人も少なくありません。長い飴を幼い子供が1本食べきるのは至難の業で、食べている途中で手も砂糖でベタベタになってしまいます。
もし食べにくいと感じるときは、袋に入れたままの状態で飴をハンマーや包丁の背で叩くと、手頃で食べやすいサイズに分けられます。

不二家・パパブブレ・銀座あけぼのの千歳飴が人気

また千歳飴も進化してきており、柔らかく味のフレーバーが豊富な飴も出てきています。

不二家の千歳飴ミルキーペコちゃん飴・七五三スイーツ

例えば｢不二家｣のミニ千歳飴袋は、食べるのに苦労しないミニサイズの千歳飴です。ミルク味といちごミルク味のアソートキャンディとなっており、北海道産の生クリームが使用されているので滑らかな味わいが楽しめます。千歳飴に限らず、アンパンマンケーキや七五三のケーキも販売されており、家族で七五三をお祝いできるラインナップが揃っています。

パパブブレ(PAPABUBBLE)の千歳飴

また、世界一面白いお菓子屋さんと言われる｢パパブブレ｣の千歳飴は、飴の中に犬や猫、鶴や亀が描かれており、見た目の可愛さが子供に人気です。コーラやぶどう、パインやさくらんぼなど従来の千歳飴とはひと味違うアソートも魅力の一つと言えます。

銀座あけぼのの七五三千歳飴

そして、子供の歯でも簡単に噛み切れるほど柔らかいのが｢銀座あけぼの｣の千歳飴です。スタンダードな千歳飴よりもやわらかくて食べやすいソフトキャンディ仕様になっており、ミルク･いちご･チョコ、いずれもミルキーで癖になる味と評判です。やわらかく割れないところも、縁起が良いとされています。

京の千歳飴

そのほか、「京の飴ちゃん本舗」の京の千歳飴は2本のラインが別々の味になっているので、食べるとフレーバーが変わるのも特徴です。
赤白の飴なら赤い部分がいちご飴、白い部分がミルク飴で、口の中ではいちごミルク味に変わります。緑白の飴は緑の部分が抹茶味、白い部分がミルク味なので、同時に口に含むと抹茶ミルクの味へと変わります。味の変化を楽しめるため、子供が最後まで飽きずに食べられるのがこの商品の良さでもあります。

いずれのメーカーの千歳飴も、公式サイトや楽天市場・Amazonなどの通販でも買えるので事前にお出かけしにくい時期も安心です。

千歳飴が食べきれない…おすすめの保存方法は？

様々なタイプの千歳飴が出ていますが、ご祈祷でいただく王道なものはやはり細長く、ある程度硬さがある千歳飴です。1本を食べきろうと思っても途中で飽きてしまったり、また両親が砂糖を大量に摂取させたくないと考えているケースもあります。
ただ千歳飴には子供の成長や長寿の意味が込められており、簡単に捨てられるものでもありません。

そこで、チェックしておきたいのが保存＆活用の方法です。

千歳飴を無駄にしたくない場合は子供が食べ始める前にカットして家族に分ける、保存しておくという方法があります。保存方法で一番良いのは乾燥剤を入れた密封容器ですが、ラップにくるんで冷蔵庫に保管しておくのも簡単で、千歳飴を湿気でベタつかせる事もありません。
さきほど紹介した人気の千歳飴から、柔らかく食べやすいソフトな千歳飴を選んでおくのもおすすめです。なかには千歳飴と千歳飴の袋を手作りするというご家庭もありますし、お子さんの好みにも合わせて選んでみましょう。

七五三で余ったらリメイク！千歳飴消費のアレンジレシピ

食べきれないときは、リメイクレシピを活用して千歳飴を他の料理やお菓子にアレンジするという食べ方もあります。

MAMADAYSでは千歳飴活用レシピ3選として、砕いた千歳飴を使った大学芋・鶏の照り焼き・ホットミルクの作り方を紹介しています。

このほか、例えば千歳飴の風味をいかしたミルクプリンは、子供と一緒に簡単にリメイク出来ます。材料は千歳飴と粉ゼラチン、牛乳で、まず千歳飴を適度な大きさに砕き、鍋の中に投入して温めながら牛乳に溶かし入れます。飴が溶けた後は粉ゼラチンを入れ、容器にうつして冷蔵庫で冷やせば完成です。

そしてもう一つ、大勢の人と楽しめる生キャラメル作りにも千歳飴が活躍します。砕いた千歳飴を水と一緒に鍋に入れ、煮詰めてカラメル状態になれば熱湯を加えてカラメルソースを作ります。こちらも煮詰めていき、温めた生クリームとバターを少しずつ投入して粘りが出てきた頃にバットに移し替えます。冷やして固まったら適当な大きさに切り分け、生キャラメルの完成です。

七五三の写真撮影は貸切型のプレシュスタジオで

七五三は写真に残したい瞬間がたくさん。こども写真館プレシュスタジオは、完全予約制のフォトスタジオでゆっくり写真撮影が楽しめます。撮影用の千歳飴や和傘、扇子などの小道具レンタルはもちろん、持込料も無料なので好きなイメージの写真撮影が自由にできるのも特徴です。

撮影用衣装のレンタルも可能で、和装・洋装どちらもさまざまな種類が揃っています。撮影時は家族も一緒に撮影してもらうことができます。また、撮影中に家族がスマホで写真を撮るのも大丈夫です。さらに、撮影データはまとめて提供されるので、1枚1枚写真を選ぶ手間が省けるところもポイントです。自分たちらしい撮影をしやすく、使い勝手の良いこども写真館プレシュスタジオ。
ぜひ七五三の際は、お近くの店舗で撮影してみてはいかがでしょうか。

七五三の記念に

こども写真館プレシュスタジオ貸切型写真撮影

• 完全予約制のプライベート写真館
• 無料着物・衣装レンタルあり
• ご家族専用の控え室完備
• お誕生日写真・入学記念写真も
• ご兄弟・姉妹・家族写真も撮影可

• 完全予約制のため、事前撮影予約をお願いいたします
• カメラ・衣装・小道具のお持ち込みは無料です
• 撮影時間約2時間・撮影データ70枚付き(一部プラン除く)

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